トヨタユーゼックの中でも数少ない女性オークション営業の杉村。
入社5年目にして新規オークション会場の立ち上げメンバーに抜擢された。
会場立ち上げに向けた仕事内容や女性営業職としての思いを語る。
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新規会場開設という数少ない機会は、
大きなチャレンジのチャンスです。
TAA中部会場で4年間営業を務めた後、2020年1月オープンのTAA兵庫会場に異動しました。兵庫会場勤務を命じられた時、新規会場のオープンという数少ない機会に出会えたことを、貴重な体験と新たなチャレンジができるチャンスとしてうれしく思いました。
兵庫会場は当社11番目の会場で、週1,000~1,500台の中古車の出品を計画している、比較的小規模の会場です。会員制のオートオークションなので、現在は兵庫会場の新規会員獲得のための営業活動や、既存の会員様に向けてオークションに参加していただくための営業活動を行っています。
営業範囲は兵庫県全域をはじめ、京都府、大阪府、鳥取県など。出社後9時半には会社を出て、17時頃まで外回りの訪問を繰り返し、新規会員獲得に走り回っています。異動前の中部会場で信頼をいただいていた会員様からの紹介も多く、時には飛び込みでお話を聞いていただく場合もあります。
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多くのお客様の考えに触れ、
自分も成長できる営業という仕事。
トヨタユーゼックには、比較的自由に仕事ができる環境、自分の意見を発信しやすい環境があります。営業としては当然、数字や結果は求められますが、風通しもよく、自分の裁量で計画を立てて営業活動に取り組めるので、自分らしい働き方ができる会社だと思います。
当社のオートオークションは、高品質な車の出品が多く、中古車を正しく評価する厳しい検査体制ゆえに築かれた信頼があります。こうした基盤の上で、営業として、会員様との信頼の絆をさらに強められるよう、よりTAAファンを増やせるよう努めてきました。
オークション営業の仕事は、さまざまなお客様と関われることが魅力。オートオークションのお客様は年齢層も幅広く、外国人のお客様や会社を経営している社長と近い距離でお話ができることもあります。多くの人と関わることで多くの考えに触れる機会があり、それにより、きっと自分自身も成長できるのではないかと思っています。
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圧倒的に男性が多い世界ですが、
同じ土俵で頑張れる仕事です。
TAA兵庫会場の女性社員は、営業ではただ1人。全国でも女性の営業職はわずか8人です。
オートオークションの世界は圧倒的に男性社会で、入社当時は、女性の営業というだけで頼りなく思われることもありました。そんな中で、会員様の信頼をいただくために、営業の誰より中古車に詳しくなろうと、評価や相場、輸出についても勉強してきましたが、次第に会員様から「よく知ってるね」と頼っていただけるようになりました。
女性営業が少ない世界では、女性というだけでさまざまなハンデもありますが、逆に存在が珍しいため、一度で名前と顔を覚えていただけたり、女性ならではの細やかさが喜んでいただけるというメリットもあります。ハンデをメリットに変えていくこともでき、営業は、頑張り次第で公正に評価される仕事でもあります。
兵庫会場に異動が決まった際、会員様から「杉村さんが担当でよかった」、「あなたがいなければTAAに来ることはなかった」と言っていただけたときは、頑張ってきてよかったと心から思いました。
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自分らしい営業で結果を残し、
女性の働きやすい環境へ。
新会場でゼロからのスタートとはなりますが、今後も、自分らしいきめ細やかな営業活動を続け、結果を残していきたいと思います。
ずっと教えてもらう立場だった自分が、兵庫会場では後輩社員に教える場面もあり、多少なりとも自身の成長を感じることができるようになりました。お客さんと後輩に慕われる営業を目指し、将来的には会場を引っ張っていける存在になりたいと考えています。
最近では会社としても女性の活躍を推進しています。採用でも女性比率の向上を図っているため、オートオークションの世界にも女性主務職(総合職)が増えていくと思います。
新人の女性社員にとっては、同性の先輩が少なく、辛いと感じる時もあると思いますが、自分の経験を生かし、できる限り後進の女性たちが働きやすい環境をサポートしていけたらよいと考えています。